今回は、甘楽町小幡にある富岡製糸場の基礎石を切り出した連石山(れんせきざん)。そこに今年度新たに整備されたトレイルコースを早速歩いてきました! (取材日:平成29年2月上旬)
トレイルコース入り口は駐車場に直結。まずは、入り口にある案内板でコースをチェックします。
展望台(標高265m)からの見晴らしはとても綺麗です!西上州を一望できます!
富岡製糸場建築の土台に用いる石材は、大小4千本もの石材(御用石)を連石山から切り出して建設現場に運送されました。 富岡製糸場を支える御用石は、いわば絹産業の礎であり、その採掘場跡は富岡製糸場の歴史を知るうえで大変貴重です。
トレイルコース内には、他にも六尺観音や天狗岩など、多くの見どころがあります。 長巌寺の裏にある大岩「天狗岩」(写真右下)は、昔は寺の庭にあったそうで、寺の人や檀家の人が大変難儀していました。そこで住職が「岩を邪魔にならないところへ動かしてください」と毎日神様にお願いしたところ、天狗が現れて現在の場所へ動かしてくれたという逸話が残されています。 ※境内には寺族の生活空間や私有地が含まれますので、お参りや天狗岩の見学の際には、住民の方のご迷惑にならないようお願いします。
ゆっくり歩いて30分ぐらいのコースでした。多少滑りやすそうな場所もあったので、歩きやすい靴を履いて来た方が安心です。
このコースの近くには国指定名勝「楽山園」や「道の駅甘楽」、世界かんがい施設遺産「雄川堰」、「織田宗家七代の墓」などみどころ色々! しかも2017年3月1日〜5月31日は、キラっとかんら観光キャンペーンを開催!期間中は様々なイベントが盛りだくさんですので是非お越しください!
【キラっとかんら観光キャンペーンチラシはこちら(PDF約3.1MB)】