白岩観音長谷寺
白岩観音長谷寺は坂東三十三番観音霊場の第十五番札所です。本尊の木造十一面観音立像は、全高229.6センチ、像高179.8センチで、カヤ材の一本割矧造で、平安時代後期(11世紀末~12世紀)につくられたものです。県内で平安時代の仏像は少なく、大変貴重なものです。前立像はヒノキの寄木造で、全体に金箔が押されている鎌倉時代末につくられたものです。巡礼者の参拝の対象は本尊の木造十一面観音立像ですが、秘仏とされ一般に公開されているのは前立像です。[群馬県指定重要文化財:昭和50年9月5日指定]木造十一面観音立像本尊、前立像[高崎市指定重要文化財:昭和63年5月16日指定]白岩観音本堂、仁王門他
みさと芝桜公園
26万株(2.9ヘクタール)の芝桜が一斉に花を咲かせ、「みさと芝桜まつり」が開催されます。「織姫が置き忘れた桜色の羽衣(はごろも)」をイメージし、芝桜の丘を中心に、赤、白、ピンクの芝桜を帯状に連ね、うねり、渦巻きなどの模様を描いています。丘全体をおおいつくす色鮮やかな芝桜のじゅうたんと、丘のふもと一面に咲いた菜の花をお楽しみください。
群馬温泉やすらぎの湯
温度の高いお湯があふれる大浴場。温泉付個室など施設も充実しています。多彩な料理も楽しむことができ、お土産品の種類も豊富です。
日本絹の里
シルクの歴史や群馬県の養蚕・製糸・染色関連の歴史、技術、製品の開発を紹介した常設展示の他、企画展や特別展の開催など、シルクに対する理解の促進をめざしています。繭クラフトや手織り、染色等の体験学習を実施し、物づくりの楽しさを体験できます。
箕輪城跡
箕輪城は榛名山からのびる低い尾根の末端部を巧みに利用して造られた城です。標高274 メートルに位置し、西は榛名白川の清流に望む約20メートルの断崖、南は椿名沼の沼地、なだらかな北東部は水堀で囲まれていました。東西約500メートル、南北約1100メートル、面積47ヘクタールにおよぶ広大な城で、低い尾根の線に沿って、東北から西南の方面に、各郭が深堀で仕切られて並んでいました。特に二の丸の南の大堀切は、城を南北に二分し、ただ一つの土橋によって連絡されていました。1500年頃、長野氏により築かれた城郭はその後、武田、織田、後北条の各大名により造り替えがおこなわれ、現在の遺構の大半は井伊直政在城当時のものと考えられます。「日本百名城」のひとつに選ばれています。[国指定史跡:昭和62年12月17日指定]
箕郷梅林
榛名山の南麗、標高140mから390mの関東平野を一望する丘陵に広がる箕郷梅林は、東関東随一の規模を誇り、その規模は300ha、10万本の梅の木が植えられています。樹齢は10年から30年の生産に最適なものが多く、全国有数の梅の生産地となっています。中には樹齢100年以上の古木もあり見事な枝振りを見せており、梅栽培の歴史の古さを物語っています。梅の花は時期が長いので、一部小梅等は2月下旬から咲き始め3月末まで楽しむことが出来ます。ビューポイントの善地広場(見晴台)からの眺望は360度の大パノラマです。
ふれあい公園
ふれあい公園は、箕郷地区にある総合公園で、近くには箕輪城跡や鳴沢湖さらには、東日本一の規模を誇る箕郷梅林があります。中央広場には14,000平方メートルの芝生広場があり、ふるさと夏祭り、古城梅の里マラソン大会等のイベント会場となるほか、町内外の多くの団体にも利用されています。いこいの広場は小さい子供から大きい子供までが楽しめるよう、多種多様な遊具を設置してあります。広場を北から南へ流れる流れは、子供の水遊びに大人気です。エントランス広場壁面には、小学校の卒業記念として、手形を陶板に焼き付けた手形壁が平成9年度の卒業生から設置してあり、多くの人々から関心を寄せられています。
旧下田邸書院及び庭園
箕輪城主長野氏の重臣下田大膳正勝の子孫で、江戸時代には代々安房勝山藩・白川陣屋の代官をつとめた豪族下田氏の屋敷跡です。江戸時代の書院と堀部安兵衛が築庭したと伝わる庭園が残されています。[群馬県指定重要文化財:昭和48年8月21日指定]
土屋文明記念文学館
アララギ派の歌人として万葉集の研究者として、大きな業績を残した土屋文明。窓外に目をやれば、歌人の感性を育んだ原風景が広がります。展示では、100年にわたる文明の生涯を「ひとすじの道」としてたどり、その生涯と作品、関係の文学者などを時代を追って紹介します。文学情報発信基地です。
保渡田古墳群
保渡田・井出にまたがる田園のなかに大きな丘が3つ点在します。これが保渡田古墳群です。古墳群の中央を東西に走る道路から南にみえるのが二子山古墳、北東に八幡塚古墳、北側で西光寺を載せるのが薬師塚古墳です。これらは、前方後円墳という形で、約1500年前の豪族が葬られた墓です。いずれも墳丘長約100メートルで、広大な二重の堀を巡らし、多量の埴輪を立て並べていました。東日本でも有数の古墳として知られています。[国指定史跡:昭和60年9月3日指定(平成15年8月27日追加指定)]
かみつけの里博物館
「よみがえる5世紀の世界」かみつけの里博物館は、榛名山東南麓で出土された5世紀後半(古墳時代)の人物・動物埴輪や当時を再現した模型が展示されている考古博物館です。館外には国指定史跡の保渡田古墳群のうち、八幡塚古墳・二子山古墳が復元整備されており、散策を楽しむことが出来ます。遠く、1500年前に思いを馳せ、古代人の生活のたくましさ、技術の素晴らしさ、埴輪に見る彼らの心の豊かさに触れてみて下さい。
三ツ寺公園
三ツ寺公園には、高木700本、低木12,200本あまりが植樹されており、周囲約1キロメートルにわたって散策を楽しむことができます。また、親水公園として日量5,000トンの新幹線のトンネル湧水を取り入れ、園内の流れ、堤・滝・噴水を潤しています。なかでも18,000平方メートルの湖面を持つ三ツ寺堤には、ボートも浮かんでおり子どもたちに人気となっています。春には湖面に降りそそぐ桜の花びらが、夏には涼しさを呼ぶ豊富な水が、秋には日本庭園の深紅の紅葉が、冬には落葉樹に積もった雪が、訪れる人々を楽しませてくれるでしょう。
浜川運動公園
19.2ヘクタールの敷地に、陸上競技場、体育館やプールを備えた運動公園です。公園内には、長いローラーすべり台やアスレチック遊具がある子供広場、芝生広場などがあります。また、5月から6月にかけては、御布呂が池周辺の25種2,000株のショウブが咲き誇り、高崎市を代表するショウブの名所として親しまれています。