回しているものは、長さ2〜3メートルの縄にくくり付けたワラ束。これを燃やしながらグルグルと回します。 1人、2人、3人と回しはじめ、きれいな3輪が出来上がっていきます。様々な人が回すため、ワラ束を上手に回せている人、ワラ束が橋にぶつかって落ちてしまう人など、回し方も様々。 そんな様子を見ていたら、時間が経つのを忘れてずっと眺めていました。
最後に、地区の人たちが太鼓や笛の音と共に練り歩き、念仏を唱和した後、灯籠流しが行われ行事は終了となりました。 今年の火とぼしは終了してしまいましたが、また来年、 真夏の夜、力強い丸い炎の軌跡が闇に浮かび上がる幻想的な雰囲気を味わいに、南牧村を訪れてみてはいかがでしょうか。