かぶら・ぶらぶら街道周辺の特産品や話題等を「地域レポート」として不定期に紹介しています。
  
  「かんな・かぶら∞ぐるぶらの旅スタンプラリー」は、かぶら(甘楽富岡)・かんな(多野藤岡)地域を巡るスタンプラリーで、毎年楽しみにしてくださっている方もいる人気企画です。
   今回は、もう参加したことあるよという方にも、今年初めて参加してみようかなと思う方にも注目していただきたい、「今年新しくできたもの」をご紹介します。 
  (取材日:令和2年10月6日) 

荒船風穴では、番舎遺構ゾーンがリニューアルされました。 
      砂利敷きだった入口付近も舗装され、バリアフリーになりました。 

その先にあるのが、番舎遺構ゾーンです。 
      番舎遺構ゾーンというのは、かつては管理棟(番舎)や物置、貯水槽などがあったところです。
      かつて建物などがあった場所を縁石による図形や舗装を色を変えて、視覚的にイメージできるようにしてあります。 

足下を見るとこんな感じ。
「ふむふむ、ここにこんな建物があったのか」とイメージしながら見られます 。

その先にある風穴も、今までとは違ったイメージで見られるかも。

	
	荒船風穴は、世界文化遺産ですが、自然に囲まれているので、季節の変化をあわせて楽しめることも魅力のひとつです。  
	    土日にはシャトルバスが出ているので、駐車場から楽々荒船風穴入口まで行くこともできますが、シャトルバスがない日にあえてゆっくり歩いてみると、季節の花々に気がつくと思います。ところどころ道中に立っている植物の解説板も参考になります。  
	    一度行ったことがある方も、季節が変わるとまた楽しめると思います。 
	次は、上州富岡駅のすぐそばに、今年6月にオープンした群馬県立世界遺産センター「世界を変える生糸の力研究所」(略称セカイト)をご紹介します。
上州富岡駅を出て、右を向くと見えるレンガ造りの建物が、セカイトです。 
	入口では、繭から作ったアート作品「花まゆ」がお出迎え。 
	    1階は、世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」を紹介する解説パネルや、シアターがあります。
	    シアターは、大スクリーンで高精細CGを活用した映像で、稼働当時の世界遺産にいるような雰囲気が味わえます。 
	スタンプラリーのスタンプも、こんな感じで置いてありますので押してください。
	2階では、世界遺産を構成する4資産(富岡製糸場、荒船風穴、高山社跡、田島弥平旧宅)の連携について紹介するコーナーと・・・。
	世界遺産の背景となった群馬の絹産業や絹文化などについて紹介するコーナーがあります。
世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」にこれから行く人は情報収集に、もう行ってきた人は思い出の振り返りや興味を深めることもできる施設です。 
	最後にご紹介するのは、建物ではなくスイーツです。 
	    道の駅甘楽が新しく、「かんらちゃん焼き」というお菓子を作りました。
入口にのぼり旗も出ていて、推してる様子がわかります。 
	フードコートで大人気のピザの左隣で売っています。 
	    味は、小倉あんとカスタードの2種類。 
	くっきりかわいい「かんらちゃん」の顔の大判焼きです。
道の駅甘楽に寄って、ぜひ食べてみてください。 
	これから、かぶら地域は紅葉の季節です。
	    ぜひドライブがてら、かんな・かぶら∞ぐるぶらの旅スタンプラリー2020を楽しんでください。
	    <写真は、スタンプラリー対象施設となっている「道の駅オアシスなんもく」(南牧村)>