地域レポート【第31弾】
かぶらの神社めぐり

かぶら・ぶらぶら街道周辺の特産品や話題等を「地域レポート」として不定期に紹介しています。

あけましておめでとうございます。本年もかぶら地域をよろしくお願いいたします!
お正月に初詣に行かれた方も多いと思います。かぶら地域には、歴史が古く個性的な寺社がたくさんあります。
今回は、その中の3つの神社をご紹介します。
(取材日:平成31年1月5日)

一ノ宮貫前神社

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まずは、一之宮貫前神社。
参道を下がった低地に社殿がある全国的に珍しい構造の神社で、日本三大下り宮の一つとされています。

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上毛かるたでは、「ゆかりは古し貫前神社」と詠われ、群馬県民に親しまれているため、毎年、三が日には、特に多くの参拝客が訪れます。
今回訪れたのは、1月5日(土)でしたが、まだまだたくさんの人がお参りに来ていました。

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本殿・拝殿・楼門は国指定重要文化財に指定されています。 

妙義神社

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2つめにご紹介するのは、妙義神社。
妙義山の中腹にあり、約千五百年の歴史を誇ります。
春は境内にある樹齢二百余年のしだれ桜、秋は紅葉が楽しめます。

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鮮やかな朱色の総門を抜けて進むと、珍しい青銅の灯籠と大鳥居があります。

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その先のこの石段の上に本殿があります。
体力に自信がない方は、この右側にある道「脇参道」から上がっても大丈夫。

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黒漆塗り、権現造りの豪華絢爛な本殿は、見事な装飾がみどころです。
総門、唐門、本殿等が国指定重要文化財に指定されています。
「道の駅みょうぎ」のすぐそばにありますので、帰りに地元の特産品を買うのも楽しいですね。

中之嶽神社

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3つめにご紹介するのは、中之嶽神社。
妙義山を通る道路を進み、一番上まで行けばすぐ分かります。

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中之嶽神社の拝殿に上がる手前には、中之嶽大国神社もあります。

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金色の日本一大きい大黒様が有名です。
ぜひご自分の目で見ていただきたいと思います。

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長い石段を上って、拝殿へ。

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拝殿は、轟岩という巨岩に接するように建てられています。

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見上げると、大きな大きな轟岩があります。
この岩こそが信仰の対象だったんですね。
轟岩へは、この拝殿の左側から登山をすることもできます。
中之嶽神社から、石門群などを巡る登山も人気です。


初詣の時期は過ぎましたが、寺社巡りは、最近人気のご朱印集めや、桜や紅葉の絶景など、参拝とあわせていろいろな楽しみ方ができます。
ぜひ、かぶら地域の寺社巡りを楽しんでみてください。